行政の許認可と排ガス証明
大和ファーネスは行政(市や区)から営業の許認可をいただいている数少ないメーカーです。
ペット火葬車、ペット霊園への許認可とは
ペットは亡くなったときに以前は土葬が中心でしたが、現代ではペットは家族の一員といわれるようになり、ペット専用の火葬炉で火葬、葬儀するということが基本となっています。
しかし、ペット火葬、ペット葬儀、ペット霊園に関しては人間の墓地埋葬法のような国の法律があるわけではありません。
その代わり最近ではあちこちの市や区が条例によってペット火葬、ペット霊園を規制するということが増えてきました。
その多くはかなり厳しい基準を設け、それをクリアしたメーカー、ペット火葬車(移動火葬車)にだけ営業許可を与えるというものです。
許認可が得られないペット霊園、ペット火葬車はその地域で営業、活動ができなくなるということです。
ペット葬儀、ペット霊園に関する条例を制定している主な市、区
ペット火葬、ペット霊園を規制する独自の条例を持つ主な市や区はつぎのようになっています。
全国にさきがけてペット葬儀、ペット霊園に関する条例をつくったのは埼玉県草加市といわれています。
草加市ペット霊園等の設置及び管理に関する条例
埼玉県では数年前にペットの遺体を山に遺棄するペット葬儀社が出て社会問題になったことが原因といわれています。 県では他に和光市、狭山市、朝霞市などもペット葬儀、ペット霊園に関する条例を設置しています。
また、東京都でも板橋区や八王子市などが条例を作っています。
神奈川県では横浜市や相模原市など政令指定都市がペット霊園に関する条例をつくっており、認可を受けるのが厳しいといわれています。
何の規制もない市や区もありますが、今後さらに条例を制定するところが増えると考えられます。
許認可を取得しているペット葬儀社、ペット霊園はごく少数です
各市や区でペット霊園に関する条例を制定することは増えてきましたが、許認可を受けているペット葬儀社、ペット霊園は残念ながらごく少ないというのが現状です。
炎や煙を出さないことはもちろん、ペット火葬炉のさまざまな基準を厳しくすることが求められ、費用も時間もかかるのが難点になっているといえます。
大和ファーネスは煙の出にくいペット火葬炉のメーカーとして各地の条例をクリアし、お客様に信頼と安心を与えています。
大和ファーネスが許認可を取得している主な市
大和ファーネスのペット火葬炉は排ガス規制証明をいただいています
平成18年環境省は大気環境・自動車対策の一環として特定特殊自動車排出ガス規制法を制定しました。
特定特殊自動車排出ガス規制法
特殊自動車の使用による大気の汚染の防止を図り、国民の健康を保護するとともに生活環境を保全するため、公道を走行しない特殊自動車(特定特殊自動車)に対する排出ガス規制を行う、「特定特殊自動車排出ガスの規制等に関する法律(オフロード法)」が平成18年4月1日に施行されました。
規制適用日以降に製作又は輸入された特定特殊自動車は、基準適合表示等が付されたものでなければ国内で使用できません。(一部規制対象外車もあります。)
基準適合表示等は、オフロード法に基づく手続きを行うことで、特定特殊自動車の製作等をする事業者が付すことができます。基準適合表示等が付されていない特定特殊自動車を使用する場合には、個別に排出ガスの検査を受けて、基準に適合することの確認を受ける必要があります。