ペット火葬車（移動火葬炉）

ペット火葬車とは火葬炉を搭載した車で、軽トラックタイプから大型トラックまでさまざまなタイプがあります。大和ファーネスは、ペット火葬車用に4機種の炉を製造しており、お客様に車両を持ち込んでいただいてペット火葬車を完成しております。次に、「大和ファーネス」の移動火葬炉全般の特長および各機種の違いをご紹介いたします。

特長

炉周囲から煙が漏れ出ません

炉は密封できる構造で、扉を閉じると燃焼ガスは煙突以外には外に漏れ出しません。さらに十分な燃焼空気を火葬台下部から側面を通して燃焼室へ送り込んで火葬します。（正圧炉燃焼方式）（特許第６７５９４７７号及び実用新案取得）
次に二次燃焼室で再燃焼を行いますので、炉全体として燃焼経路を長くすることができ、より完全な燃焼を可能にしています。さらにサイクロン方式煙突の採用により完全な燃焼を提供します。

火葬操作しやすい炉です

大きい覗き窓、火力調整のできるHi/Low切替式バーナー、燃焼空気の手動化などにより、火葬の進行に沿った対応のできる炉です。

炉壁は1400℃の耐火材料で安心です

火葬炉では最高級の材料を採用しています。安心して燃焼できます。

脂肪の焼け残りが起こりません

火葬台に脚長の火格子（ロストル）を置きますので、遺体はロストルの上で火葬され、脂肪は下に流れ出て火葬台で焼ける二層燃焼です。

火葬台の設置に時間を取りません

火葬台はレールなしで引き出せますので、準備時間と仕舞時間が短縮できます。また、火葬台はロック機構を設けていますので、車の勾配で台車が動き始めるなどの事態を防止できます。

発電機とDC-ACインバーターを標準装備しました

発電機とインバーターがスイッチ操作で切替できます。夜間の静粛さや移動中の炉内冷却も可能となりました。

車内に十分な操作スペースができました

しかも、操作室と収骨する後部扉には明るいLED照明灯を標準装備しています。

煙突のフタは室内から開閉できます

フタはお好みの角度で固定できて、雨のときの火葬、また移動時の冷却に便利です。

能力

炉の燃焼能力は燃焼室の容積により決まります。各炉の炉床面積、燃焼室容積、燃焼能力、火葬体重はこのようになります。

価格、お支払いプラン等はお問い合わせ下さい。

PT-311V

軽トラック用の炉（パネルバンへの搭載例）

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小回りが利きます。経済的です！

• 火葬室寸法　奥行650㎜ｘ幅550mm
• 12kg程度までの遺体の火葬が出来ます。
• 発電機（900W）及びDC－ACインバーター電源（1000W）を標準装備
• 1次室・2次室温度制御搭載
• 火葬台はロストル＋ロストル金網2枚＋ブランケット1巻付属

PT-611V

ミニバン用の炉（4ナンバー、標準ルーフに搭載）

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ほとんどのコールに安心して対応できます

• ハイエースやキャラバンの標準ルーフ車に搭載
• 4ナンバーはETC料金がお得、210cmの制限に心配なし
• 火葬室寸法　奥行1000㎜ｘ幅580㎜
• 最大火葬能力　30Kgのペット遺体
• 発電機（900W）及びDC－ACインバーター電源（1500W）を標準装備
• 一次バーナーはHi／Low切替式
• 1次室・2次室温度制御搭載
• 火葬台はロストル＋ロストル金網2枚＋ブランケット1巻付属

PT-811V

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どんなコールにも あわてないですむ 火葬炉です
集塵機を取付て、都市条例に合格します。（市役所などへ申請要）

• 車両：ハイルーフ（ハイエース・キャラバン）又は2トン・アルミバントラック
• 最大火葬能力：45Kgのペット遺体
• 火葬室寸法：奥行1150mmｘ幅640mm
• バーナー：一次燃焼室はHi/Low切替式バーナーを採用
• 草加市、横浜市、和光市、新座市、狭山市などの条例合格の実績があります。申請ご希望の場合は、集塵機、温度記録装置の組み込み、市への出張説明（別途出張費）など必要となります。

PT-1200V

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75Kg超大型犬などに対応できる炉です
集塵機を取付て、都市条例に合格します。（市役所などへ申請要）

• 車両：アルミバン トラック（2t）
• 扉開閉方式：電動による上下開閉 （オプション）
• 火葬室寸法：幅760mmｘ奥行1300mm
• バーナー：一次燃焼室はHi/Low切替式バーナーを採用。
• 温度制御：バーナー2基とも設定温度による自動燃焼方式
• 集塵機：装備あり（オプション）